古来より人を引きつけてやまないのが日本酒です。この魅力ある日本酒について、私たちNPO法人日本酒クリエイターズの名誉顧問的存在である、堀江修二先生に “日本酒の奥義”として執筆していただくことになりました。

序文  起源と発展の話
第1話 水の話・・・水の成分と酒質について など
第2話 米の話・・・酒造好適米の誕生の話 など
第3話 原料米処理の話・・・精米、洗米・浸漬、蒸し など
第4話 麹の話・・・麹の役割、種類、用途、麹の酵素 など
第5話 長期熟成・・・日本酒を長期熟成(長期保存)するとどうなるのか などです。

尚、堀江修二先生のプロフィールと、私たちとの出会いは下記とおりです。

 

 

 

 

 

【プロフィール】
堀江修二(ほりえしゅうじ)  1935年生まれ 島根県出雲市出身
島根県工業試験場(現・産業技術センター)に勤務、酒造りに長年携わる。
蒸米機の開発で文部科学大臣賞、県知事賞を受賞。
退職後は、島根大客員教授に就任、コンサルタントとして全国の酒造会社での技術指導や講演活動などに励む。1999年には農学の博士号 を取得、著書に「日本酒の来た道」、「酒から見た古の出雲」など。

【私たちとの出会い】
2016年5月、島根県出雲市で「出雲で日本の酒造りの源流を辿る」をテーマに開催した「生き物文化誌学会しまね雲南例会」で講演を依頼したのが堀江先生との出会いのはじまりで、現在に至るまでご厚誼を賜っています。