発酵学者、坂口謹一郎博士の日本酒読本『日本の酒』(岩波文庫2007/8/17) によれば、我が国の酒造りは、古来「民族の酒」、「朝廷の酒」、「酒屋の酒」と移り変わってきたことが述べられています。
即ち、『日本酒』は、食文化のルーツとして古来より受け継がれてきた最も素晴らしい文化の一つです。

酒造りのプロフェッショナルである杜氏の洗練された匠の技、何百年も脈々と受け継がれてきた蔵元さまの歴史、複雑で奥深い日本酒の味わいや風味など、どれをとっても諸外国の人々に胸を張って紹介できるものです。
さらに、この日本酒文化は今なおその進化を続けており、新たな文化・価値観に出会うことで磨かれ続けてきました。

私たちは、そのような日本酒文化の伝統と革新を正しく、そして少しでも多くの人へ届けるお手伝いをすることで、日本酒ファンを世界中に溢れさせたいと考えています。

特定非営利活動法人 日本酒クリエイターズ
代 表  小林 佑太朗